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2025年3月の言葉
今年は1月2月と寒い日が多く、2月も朝の気温はマイナスをつけることが多く、2月も氷が張ることも多く、ここの山際に近いところは雪が舞うことが多々有ります。うっすらと北の山々は白い物がかぶっていることもあります。
今年の1月早々に京都、比叡山の麓、東山連峰の山すそに造られた修学院離宮に行って来ました。
予約が必要らしいですが、空いていると身分証明などを記入したうえで、宮内庁の職員の方が園内(20名ぐらいが1チーム)を1時間30分くらいかけて、案内していただけます。
修学院離宮は桂離宮より30年ほど遅くに後水尾天皇によって、造営工事が起こされ1659年に完成した山荘。
離宮は上、中、下の3つからなり、離宮背後の山、借景となる山林、三つの離宮を連絡する松並木の道と両側に田畑が広がっています。
上離宮は谷川をせき止め浴龍池(よくりゅうち)と呼ぶ大きな池を中心に据えた回遊式庭園です。この浴龍池は島の形を泳ぐ龍の姿に見立てたものと言われています。
その浴龍池を一望できる東南の高いところに隣雲亭、中島に窮邃亭があります。 隣雲亭は深い軒下があり、その下のたたきは、漆喰(しっくい)に小石を1つ、2つ、3つと埋め込み、「一二三石」などと呼ばれております。
ここを拝観した後、丁度1時ごろになっていたので、修学院離宮すぐ近くの、★印が4.5のお蕎麦屋さんがあったのでそこで食事をすることにしました。
10席ほどある広さですが、丁度1席開いていたので、そこでお蕎麦お願いしました。
7割ぐらいは、海外の方で、その中で私が掛けている所からよく見える席に4人家族(40代の両親と中学生くらいの男の子、小学校2,3年の女の子)。両親はスプーンとお箸を使って上手にお蕎麦を食べているのですが、女の子は薬指と親指の間にお箸をつかんでいるので、上手く蕎麦がつかめないので、食事は進んでいません。日本語以外に話せないわたくしですが、近くへ行ってジェスチャーをしながらでもいいので、話しかけようか?
それにしても、食べている様子を見ていると、食事が進んでいない子供を見て、なぜ両親は教えようとしないのだろう? とか。
いやいや、5★近く付いているお蕎麦屋さんですので、その辺のお手伝い的な事は、私が出しゃばらなくとも心得ておられるだろう。と色々思いを巡らしたのですが、結局、控えることにしました。
帰ってから、孫に聞きますとアメリカとかヨーロッパの国は、子供が聞いてくるまで手出しをしないことが多いとのことです。
お国柄、考え方それぞれ、やっぱり声をかけた方が良かったかな?
あなたなら?・・・・
2025年2月25日 西井忠義