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朝晩は少し涼しいぐらいの天気ですが、日中は30℃を超える日がぼちぼち出てきました。
店の前の、街路樹のケヤキも鬱蒼とした感じに枝を張り、お陰様でこの暑い中でも木陰に入るとヒンヤリとして気持ちがいいです。
4月第一週の七日木曜日10時15分より12時00分まで毎週木曜日、太極拳を習い始めました。
最初の30分は、入念な準備体操、頭のてっぺんから足の先まで、充分に空気を通しての柔軟体操。
例えば、頭のてっぺんから息を吸い込むようにして足の先から吐き出す。反対に足の先から息を吸い込み、体の中を通して頭のってぺんから息を吐き出す。へそから吸いこんで、体全体に吐き出す。足の指一本一本まで足の間隔を伸ばし、ぐるぐる回して、隅々まで入念な準備体操を毎回30分緩やかな曲が流れる中、心から静かにリラックスして、体をもみほぐします。
5分ほどの休憩の後、いよいよ本番の太極拳、第一弾と呼ばれる初歩のお稽古。
息を吸って、軽く吐きながら礼をし、息を吸いながら姿勢を戻す。
少し腰を落として重心を下げ、左足をかかとから前に出し左足に重心を載せてから、右足を左足に沿うようにして、肩幅の間隔で開く、と同時に両手の力を抜いて軽く肩の位置まで挙げて、塀を両手でつかんで爪先立って上るような感覚で、両手を引き寄せ、息を吐きながら腰を落として前へ押し出す要領で両手を出す。
この様な動作を、ゆっくり流れる様に15分ぐらい続けられる。 5分の休憩があり中級者用につぎの型が始まる、入りたての初級者も同じように、先生や先輩の振りを見ながら足や手を動かす。一連のながれを2週間続けましたが、一向に覚えられず、やっと3週目に先輩から、礼の最初の動作から5つぐらいの動作を繰り返し教えて頂く機会があり、入りたての3人が教えあいながら、最初の動作を覚えられました。
この先生は、「何回か繰り返すうちに覚える」という教え方に近い。 新しい方はわたくしも含め50代以上の方々。
テレビなどを見ていても、ダンスなどの振り付けを初心者の方に教えているところを見る事があるのですが、若い方は、たいていの時、呑み込みが早くすぐに手足の動作が、様になっているのに驚きます。
この様な事から接客方法や新入社員に、教えるときには、一工夫、二工夫いるのではと感じた次第です。店に来られたお客様に、解り易く説明できているのか?と。
読みやすい大きさの文字。 理解しやすいように絵を取り入れる。 強調したい事には色を変える。
などなど工夫する事が大事にと考えました。
何でもよいので新し事を始めると色々学ぶことも増えるし、新しい発見があります。
2022年5月29日 西井 忠義