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今年はいつまでも寒く、朝5時、6時には-3℃から-1℃と続く日が多いのですが、流石に立春を過ぎると陽射しがうんと柔らかくなり、霜焼けでむくんで赤くなっている手を「お天とうさん」にかざすと、温もりを感じ血行が良くなるように気がします。
街路樹や庭木を見上げると、早、芽が動き出しているのがよく判ります。また家で植えておられる梅の花が蕾をふくらませ、顔を近づけるといい香りがします。
2月の続きになりますが、小学生のころ記憶に残るのは、実家は東山区の旧一号線に面し、電車が走っておりました。また木炭自動車が煙を吐いて走っていたことを覚えております。
昭和5年ごろから、花屋を営んでいるのですが店の前に小さな商ウインドーがあり、母親に向けて履いていた下駄を、つ掛けたまま、足を上げて放り投げると、まん悪くその下駄が商ウインドーにあたり近くにあった市場の中まで追いかけられたことがありました。 仏様の花を作る時に、後ろに当てる下草というものがあるのですが、今は市場で買っていますが、その頃は東山にある泉涌寺の山に父親に連れられてよく柴を刈りに行ったものです。 そのせいもあってか今でも海よりも山や滝、木々を見ていると心が和みます。 ビー玉やメンコもした記憶はかすかにある程度で中学校を出るまでの記憶は内向的であったためかあまりありません。
2月の時にも書きましたが、学校にボランティヤに行っていることを書きましたが、その中にN校長先生が在籍しておられるときに毎月「学校便り」を発行されておりその中に「3つの命」というものを書いておられました。
N校長にその話を直接お伺いしました
1つ目は「自分自身の命」私の場合は朝起きるとまず一番に暖かい白湯をコップ一杯ゆっくりと飲んで食道、胃などの老廃物を洗い流すような気持ちでゆっくりと飲みます、。そして20分ほどかけて、体操をします。
その後、雨が降らない限りどんなに寒くとも、400m位を走り後2.0km位は早足で歩いています。
帰ってくると、温めた牛乳をこれまたゆっくりと飲んで食道胃に壁を作るように飲むのが良いとか。
食パン2枚に焼かずに蜂蜜を付けて、飲み物を一緒に一切野飲まず、よく噛んで唾液だけで食べております。
その後、米麹で出来た甘酒とバナナ1本、ヨーグルト1カップを一緒の入れ物に入れたものを、これもレンジで温めて食べます。新聞を読みながら約40分ぐらいかけて食べます。 夜は仕入れに行かなくなってから10時には寝る様に心掛けております。 この様にして健康を保つのは、自分自身の足で歩け、仕事も若い人たちに交じって働くことが出来ます。
そして、家族や従業員周りの人たちに、健康のことで迷惑を掛けません。
花も一緒で毎日のように水を変えてやり、茎の切り口を新しくする。出来る事なら話しかける。そうする事で花もきれいで長持ちします。
2つ目は「人の心に残る命」 近くは家内、子供、兄弟、従業員、お客さん、友達、学校での花ボラの方たち、自分が今まで接してきた数多くの人たち、心の中に頭の中に私自身の事がどの様な形で生き続けるのか?
3つ目は「受け継がれていく命」身近なところで「家風」「校風」「社風」というように代々受けず継がれ、語り継がれる伝統や文化。その一時期を自分自身が担い役割を果たす。
この様に「3つの命」は自分自身の生き方を問われているように感じ、何かをする時に時折思いだす様にしております。
誰に観られても恥ずかしくない後ろ姿であるようにと心掛けております。
2023年2月27日 西井 忠義