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6月後半に入っても、雨の日は少なく、朝晩は心地よい風もあり、涼しく夜も眠り易い日が続いています。
先月の続きになりますが、45歳ぐらいまでは、高度成長期にのって、最初に始めた松が丘にある市場内の店舗を手始めに、高槻の駅前に店舗を構え、直ぐ近くに園芸専門店を増やし、日赤病院の近くに出来る大丸百貨店の子会社が運営するスーパーマーケットの入り口に入店、又、JRの職員の方からお声をかけて頂き、JR千里丘駅の西側出入口を出たところに15坪ほどの店をだし、また松が丘、市場内の店舗すぐ近くの商店街にも自前で立てた3階建の一階にも店舗を構え、10年ぐらいの間に6店舗を運営するまでに発展しました。
このころから、私が名古屋で修行らしきことをしていた時に、修行先の社長から「今のうちにお花の勉強をしときなさい」と言われていたのですが、生まれ持った性格で、強制的にやらされると何とか取り組むのですが、自主的にとなるとなかなか取り組めない物です。
そこで、40名近くいた授業員に、夜、店が終わってから、その自分は、私も若かったし、従業員たちも前向きで、他府県からも花店の息子さんたちもよく預かっていたので、夜の9時ごろから11時近くまで月に一回、第一土曜日に「勉強会」を開催しておりました。内容は、園芸の基礎知識、切花の扱い方、花束の作り方、アレンジの挿し方、また花屋には季節の行事ごとに、特殊な花材を使います。8月であればお盆、お盆に関西では、「高野マキ」を使います。これは、お盆の8月13日~15日の間ご先祖が、あの世から、現生に帰ってこられます、その時に高野マキにのってお帰りになるといういわれがあります。とか お墓詣りの時に、「樒(しきみ)」を供えますが、これは土葬の時の名残です。「樒」は香木でいい香りがします。また毒性もあります。
その様な性質の木ですので、土葬の折の匂い消しの役目そして、虫が来ないようにする役目にうってつけの木で関西地方、四国などでお墓参りの時に使用します。と言う様な事を交え四季折々の勉強会を今でも開催しております。
太極拳を習い始めて1年2か月。一番初めに基本的な動きを習得する為に習う「第一弾」というものがあります。
呼吸をゆっくり、足を上げる、手を動かす、足を折り曲げる、色々の動作をゆっくりゆっくり通常の倍以上の動作で動く。
この基本動作を覚えるのに、約1年近くかかりました、
40代後半の女性は、流石に覚えるのが早く、6ヶ月くらいでほぼ覚えておられました。
6月25日に私を含め、女性4名私男性一人の5名が試験を受けました。
80代1人 70代2人 60代1人 40代1人。
他の方4人を見ていて感じたことは、練習するのに他人の目をあまり気にしない。覚えた動作は出来るだけ他の出来ない人に教える(正確にできているかどうかは、別にして)。進んで人と会話をする。服装に気を使っている(例えば、試験を受けに行く時も、センスの良い服装を心掛けている)。反対に覚えの悪い人は、階段を使わずに、エレベーターもしくはエスカレーターに乗る。人に頼り切っている。
いくつになっても、前向きで、人との会話を楽しみ、一日一回感動し、自分の足で出来るかぎり歩く。を目標に日々暮らしたいものです。
203年6月25日に 西井 忠義